「スポーツテックによるアマチュアスポーツの課題解決」をミッションに掲げる株式会社グリーンカード(代表 羽生博樹)と「テクノロジーの力でスポーツをアップデート」を掲げる株式会社Cloud9(代表取締役 北村 良平)は共に日本のアマチュアスポーツの発展を強く願う企業同士としての想いが合致し、AIカメラ事業においてパートナー契約の締結に至りました。
2022W杯でもAI技術によるサポートがクローズアップされましたが、AIカメラによる動画配信で先行するアメリカでは、既にユーススポーツ(18歳未満)においても組織的にビジネス展開されAIカメラの普及が進んでいます。
- BallerTVは2019年の年末までで約40万試合をサブスクリプションモデルを用いて配信している
- NFHS Networkは学校と組んで学校のグラウンドや体育館に無料でAI搭載自動撮影カメラを設置、視聴者からの利用料を学校に分配するビジネスモデルを確立している。設立以来、州協会や学校に対し、3,300万ドル(約36億円)以上を分配
- NFHS Networkはこのプログラムを開始してから最初の2カ月間で、2,500校以上の学校に4,000台以上のAI搭載自動撮影カメラを配布、今ではその数は全米で9,000台以上の規模へと広がりを見せている。
(参考資料:米ユーススポーツ分野におけるライブストリーミングサービスの躍進)
これらのサービスの最大の視聴者は選手家族と大学スポーツなどのスカウト関係者と言われており、我が子の活躍を見たい家族、活躍をアピールして進路に繋げたい選手、有望な選手を幅広く発掘したいスカウト担当者、という3者のニーズを満たしています。
日本ではまだまだ欧米各国に比べアマチュアスポーツの育成現場におけるDX化が立ち遅れており、AIカメラの普及もようやく強豪チームや資金の潤沢なチームから徐々に知られ始めたところです。アメリカのように「どの学校にもAIカメラがある」「どのチームでもAIカメラを利用できる」状況を作るためには、AIカメラの利用ハードルを下げる必要があります。
株式会社グリーンカードと株式会社Cloud9は日本のユース年代へのAIカメラ普及を、一段ギアアップしたスピード感を持って取り組んで参ります。
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